足のお悩みについて

外反母趾と膝の痛み

あなたご自身の膝の痛みもですが、お母さんやおばあちゃんも膝が痛いと言っていませんか?
病院に行って、軟骨が減っていると言われたり、注射打ったり、グルコサミン買ってみたり、それでもなかなか治らない膝の痛みを抱えていませんか?

もしそうなら、ご自身の足、お母さんの足、おばあちゃんの足を見てみて下さい。

きっと、外反母趾、偏平足、巻き爪、小指の爪の退化などがあるはずです。そうです、膝の痛みが良くならないのは、そういった足のトラブルが原因となっている事が実は多いのです。

膝が痛いとどうしても、膝ばかりに意識がいきがちです。
膝にサポーターしたり、湿布貼ったり、注射打ったり、マッサージをしても、それで良くなったという話はほとんど聞いたことがありません。
痛い場所が気になるのは当然ですが、今まで何をしても良くならなかったのであれば、参考になると思いますので是非この記事を読んで頂ければと思います。

膝が痛くなる根本原因

そもそも根本的に膝がなぜ悪くなったのか、その原因を排除していかなくては、痛みが良くなってはいきません。
なんでもそうですが、原因を取り除かないと良くならないのは当然な事ですよね。
しかし、膝の治療は対処療法ばかりになりがちです。

膝が痛い方は、たいがい歩くとき、階段の上り下り、座って立つときといった、足が地面に付き、体重がかかっているときが圧倒的に多いと思います。
横になっていたり、座っていたりすれば、痛くない事が多いのではないのでしょうか。(さすがに正座は痛いでしょうが)

つまり、立ったり歩いたりの体重のかけ方に問題があったりするのです。
だから、そういう時に痛いのです

その大きな原因が『ニーイン』といわれる、膝が曲げると内側に入ってしまう癖です。これが良くないです。
膝が悪い人、外反母趾の人はこの癖がある人が非常に多いのです。試しに鏡の前で、足を一歩踏み込んで、膝の向きをチェックしてみて下さい。

そして、この癖がある方は、踵の異常『過剰回内(オーバープロネーション)』という状態がみられる傾向があります。

【ニーイン】膝を曲げると親指より内側に膝が入ってしまいます

【過剰回内】踵が内側に倒れてしまっています。

 

膝が悪い人でも病院などで「できる限り歩いてくださいね」などと指導されるケースもあります。
お医者さんの言う事ですし、しっかり守って1日何千歩も歩くように頑張っている方もいます。
しかし、やはり良くならない、なんなら余計に痛くなってしまったという方もいます。

『ニーイン』や『過剰回内』という癖はそのままに、それまでの悪い体重のかけ方の歩き方で頑張ってしまっても、膝が良くなっていく事は難しいです。

こうなってしまうと、内側の土踏まずを常に潰す体重のかけ方をしてしまうため、偏平足になり、外反母趾に繫がり、浮指、巻き爪などとなってしまいます。
2足歩行である以上、足は体の土台となる部分です。
これが、ガタガタならその上の膝には悪影響が出ないわけがないのです

膝の痛みを根本的に変えていくには、この『ニーイン』『過剰回内』の癖を治していかないといけないのです。しいては、外反母趾や偏平足を改善させていく必要があるのです。

つまり、正しい立ち方、歩き方を身につけ、これまでの膝に負担のかかるクセを治していくという事です。

まとめ

当院では、足病学に基づいて開発された『ゆるかかと歩き』を指導し身につけて頂き、膝の痛みや外反母趾で悩む方々に喜んで頂いています。

市外、県外からも多くの方がご来院下さいます。

『一生自分の足で歩きたい』きっとみんながそう思っていると思います。
そのためには、膝の痛みや外反母趾の痛みは邪魔でしかありません。その場しのぎではなく、根本的なところを改善させるために、『ゆるかかと歩き』はぜひ身につけて頂ければと思います。

もし、気になるようでしたら、一度ご相談下さい。