いつの時代でも腰痛や肩こり、膝の軟骨が減って痛いという方は減りません。町の整形外科には1日何百人と患者さんが訪れ、治療院も星の数ほどあふれているのに。
なぜでしょうか?
様々な見解があるとは思いますが、大きな理由として、「痛みのあるところだけに治療をしている」という事が挙げられます。
腰が痛ければ腰、肩が痛ければ肩、膝が痛ければ膝というに。
もちろん、有効な治療もあるはずですが、改善にいたらないケースが圧倒的に多いのでは?
だから、腰痛や肩こり、膝痛で悩む人が減っていないのだと思います。
つまりは、このような症状で悩む人の原因は「患部にはない」と考えらます。
原因が患部にあるのならば、こんなにも腰痛持ちの人や肩こりで辛い思いをする人は、いないはずなのです。
では、本当の原因は何なのでしょう?
それは、「足」にあると考えています。
理由は、足は体を支える土台だからです。建物の土台がガタガタならその上がゆがむのと同じく、人間も土台の「足」がガタガタなら、その上の膝や腰や背骨が正常のままであるわけはないのです。
痛みがある人ない人はいますが、実に日本人の70~80%は足のトラブルを持っているといわれています。
足がトラブルを起こす原因を考えると、答えは難しくはありません。
それは「歩行の仕方」にあります。2足歩行である以上、単純明快な答えです。
悪い歩き方だと自覚していたり、人に指摘されたことがあっても、それが原因で足の疾患やお体の不調が原因だとは考えた事はないかもしれません。
しかし、正しい道具の使い方、スポーツでも理にかなったフォームがあるのと同じで、足にも骨格構造上、こう動かすのが正しく、体に負担のかからない本来の「歩き方」「立ち方」があるのです。
これを生体構造力学(バイオメカニクス)といいます。
人間は、本来自然治癒力が備わっているのに、ずっと痛みが続いたり、疲れやすくなってしまっているような慢性症状は、このような間違った動作や生活習慣の積み重ねと言えます。
特に足は狭い面積で何十年も全身を支えているため、体に及ぼす影響はかなり大きいのです。なのに、「正しい歩き方」「立ち方」は今まで誰にも教わってはきてはいない…
ですので、当然間違った歩き方をされている方は多く、そんな方は以下のような疾患で悩まされてしまいます。
ご覧頂いてお分かりになるように、その影響は疾患だけでなく、お尻が垂れ下がる、太ももが太くなるなど美容上の問題も引きおこしています。
しかし、これらの原因が「歩き方が悪いのが原因かも」と気づいたとしても、どうしていいのかわかないのではないでしょうか?
足の問題を解決するには、裏付けのある理論のもと指導できる「健康のための歩行指導施設」が必要なのです。
当院でお伝えする「ゆるかかと歩き(ネイティブウォーキング)」は、ネイティブウォーキング協会の代表の中島武志氏が、自身の足の悩みから足の問題の根本解決を模索していく中で、足の先進国アメリカの足病医学と出会い、その理論を基に研究を重ね、確立させた歩行指導メソッドとなっております。
施術の現場で、多くの足に何らかの症状で悩んでいる方々にご協力頂きながら、試行錯誤を積み重ねて作り上げたもので、理論上理にかなっているこの歩き方は、確かな改善実績を上げ、たくさんの支持を頂いております。
「歩き方を変えましょう」といっても、容易なことではありません。何十年の体に染みついた癖です。箸の持ち方を変えましょうと言われても、難しいのと一緒です。
しかし、「ゆるかかと歩き(ネイティブウォーキング)」はその指導方法に独自のメソッドが確立されています。
当然、ご自身の努力は必要ですが、80歳を超えるご年配の方や杖が手放せないような方でも習得が可能なものとなっています(協会実績)魔法ではありませんので、いきなりその日から完全にできるようにはならないですが、地道に続けていけば、だれでも身につくメソッドなのでご安心下さい。そして、身についたら一生の財産となります。将来、自分の足で歩けなくなるかもしれない…そんな不安は追い払いましょう。
足の問題を抱える多くの方が、今までの歩き方と全く違う歩き方になります。
まず、だれもが始めは戸惑います。難しく感じるかも知れせん。それは当たり前です。
何十年の習慣を修正するわけですから。
しかし、みなさん理にかなった歩き方で「足の軽さ」に驚き、納得して取り組んで頂ける方ばかりです。
ここまで読んで頂けているということは、きっとお悩みは深いはずです。悩んでいるならとにかく、ぜひ1度、ご体験頂けたらと思います。
外反母趾をはじめとした足の痛みを改善したい、一生自分の足で歩きたい、また不安なく旅行に出かけたい、そんなみなさんにきっとお役に立てるはずです。