(2020年4年14日)(2020年9月12日)
Yさんの通院期間は2020年4月~2020年9月で約5か月間です。
通院回数は15回です。
主訴
外反母趾の痛みで歩行が困難になってしまい、サポーターをつけて生活をしていました。サポーターもつけていると指が痛くなってしまう状況でした。
同時に狭窄症による坐骨神経痛も発症し、さらに歩行が困難となってしまいました。
通院も毎回ご家族が車で連れて来てくれていました。
経過
はじめの8回位で外反母趾の痛みは取れていき、歩行はだいぶ楽になりました。
しかし、それまで使われていなかった土踏まずが使われるようになり、そこに痛みがでてしまう事がありました。
それも、最終的には痛く無くなり歩く事に問題は無くなりました。
結果
ビフォー | アフター | 差 | |
親指の角度 | 33.1度 | 20.0度 | △13.1度 |
外反母趾の程度 | 中度 | 中度(あと⁻1度で軽度) |
Yさんは80代後半という年齢にも関わらず、歩き方を変えようと本当に頑張ってくれました。
コロナ禍で外出もほとんどできない時期に、お家の中で練習して下さいました。
質問があれば、忘れないようにとメモをして毎回のように聞いてくれました。
結果、外反母趾の痛みや親指のねじれ、角度の改善だけでなく、諦めていた狭窄症による坐骨神経痛も80%くらいは症状が改善したそうです。
80代後半から歩き方を変えようとするのは容易ではなかったと思います。モチベーションは、一緒に暮らす息子さんに寝たきりなどで迷惑をかけないようにしたいとの事でした。
本当に素晴らしいです。敬意を表します。